フレッシュワークAKITAのスタッフブログです。
先日、新聞の人生相談で「ガツン」と言えない自分という記事を見ました。
察するに普段言われるばかりで、言い返せない自分にいらだちを覚え、ストレスを感じているという内容でした。
アドバイスは有名な精神科医の先生でした。
私はその内容に大変感銘を受け、同じような悩みをお持ちの方がおりましたら、参考にしていただければと思います。
中国古代の哲学者(老子)の「水のような生き方」
を紹介しております。
水は先を争うことなく、あるがままに流れて、人が好まない低い所にとどまり、万物を潤す。
水は柔らかく、突っ張らず、実に弱々しいけれど、硬い岩をゆっくり砕き、長い間に大きな役割を目立たずに果たす。
内向的な人にとっては、いささか生きずらい世の中でも、本当はそれぞれの個性で生きることこそ、人間に課せられた課題なのです。
「ガツンと言える」人に変身する必要はない。
ガツンとあちこちで言えば、結局は自分が傷つく。
小さな自分を声高に主張したっていくらのものでもない。
控えめで無心に水のようであれば、傷つくことも少ない。
大切なのは、弱さを貫くことこそ、本当の価値ある生き方につながる。
この記事を読んで私が感じたのは、職場で波風たたせることなく、気持ち良く働くためには、周りに気をつかうことは大切なことですが、自分らしさを見失わず、ストレスをためないように自分を調整し、肩ひじはらずに自分に正直に生きるって、案外忘れられているような気がするのですが、いかがでしょうか。