No.75の記事

歓迎されない「新型」

「新型」と聞いて、皆さんは何を連想しますか?
本来ならば、その字のとおりに、新しく開発・機能や性能のアップ・進歩など…普通は良いイメージが先行します。
しかし、必ずしも良いイメージでは使われていないという事に、改めて気づきました。
ここのところ、携帯メール作成時の予測機能でも、「新型」に続くのはインフルエンザという病名!?
これについては、まったく個人的な状況なのかもしれませんが、最近やりとりしたメールに「新型インフルエンザ」という言葉が多かったからに違いありません。

「新型インフルエンザ」…本当に大流行です。
特に秋田市ではすごいことになっています。
我家でも小学生の息子が流行の波に乗ってしまいました。
まわりの友達も次々に罹患…最終的には学校閉鎖で、楽しみにしていた行事が次々と中止になってしまいました。

本格的に寒くもなっていないこの時期に、学校閉鎖が相次ぐなんて、やはり非常事態なのでしょう。
なにも秋田市に限ったことではなく、日本中、いや世界中に流行している「新型インフルエンザ」!!
全くもって歓迎されない「新型」です。
もともとは、豚インフルエンザと言われていたような記憶がありますが、それはそれで、とても怖いイメージがあります。

ちょっと話はそれますが、病名に動物の名前が掲げられていると、怖さが倍増するような気がしませんか?
「豚インフルエンザ」・「狂犬病」…字を見ただけで、とても怖い病気に思えてきます。

何はともあれ、豚から「新型」に呼び名が代わったとしても、歓迎しがたいのは確か!
目に見えないウィルスなので、追い払うことは無理でも、せめて寄せ付けないようにしましょう。
うがい・手洗いはもちろん、マスクを着用して、まずは予防する。
「予防に勝る薬(治療)なし」と昔から言うではありませんか。
歓迎しがたい「新型」には、敢えて昔からの教えを守るのが一番だと、しみじみ思うこの頃です。
今まさに罹患されている方々の一日も早い快復をお祈りします。