No.46の記事

おぼろ昆布の職人さん

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はじめに
笑顔で応えてくださったご主人、どうもありがとうございました!


〜秋田県角館町にある進藤昆布店の職人さんが(店のご主人でした)が、おぼろ昆布削りの実演をしていたので、
写真を撮らせていただきました〜


写真ごらんください。

スムーズに削っている様ですが、

お客さんの注文に合わせて薄さを調節して削る繊細な作業です。

薄さによって変わる削り方は6種類。店の秘宝です。

素人が削ろうとして刃を当てると、昆布はすぐに切れてしまうんですって。

ご主人にちょっと質問です。

*削り方はどうやって覚えましたか*

周りの職人さんのやり方を目で見て、

夜に練習を積んで身につけたそうです。

これでも、40年も続けている職人に比べ、

削れる量はまだまだ少ないんだそうです。

*この仕事をしていて嬉しいことは*

「ほかのものに比べて、進藤昆布店のが美味しいからと注文を受けたとき」

*手に持っているのは、専用の包丁のようですね*

昆布削りには欠かせない専用の刃物で、
名前は“あきた”と呼びます。

ご存じでしたか? どこの土地でも“あきた”なんだそうですよ。

“あきた”のルーツは、江戸時代に北海道と大坂間を渡った「北前船」にあります。

気になる方は調べてみてくださいね。