フレッシュワークAKITAのスタッフブログです。
はじめに
笑顔で応えてくださったご主人、どうもありがとうございました!
〜秋田県角館町にある進藤昆布店の職人さんが(店のご主人でした)が、おぼろ昆布削りの実演をしていたので、
写真を撮らせていただきました〜
写真ごらんください。
スムーズに削っている様ですが、
お客さんの注文に合わせて薄さを調節して削る繊細な作業です。
薄さによって変わる削り方は6種類。店の秘宝です。
素人が削ろうとして刃を当てると、昆布はすぐに切れてしまうんですって。
ご主人にちょっと質問です。
*削り方はどうやって覚えましたか*
周りの職人さんのやり方を目で見て、
夜に練習を積んで身につけたそうです。
これでも、40年も続けている職人に比べ、
削れる量はまだまだ少ないんだそうです。
*この仕事をしていて嬉しいことは*
「ほかのものに比べて、進藤昆布店のが美味しいからと注文を受けたとき」
*手に持っているのは、専用の包丁のようですね*
昆布削りには欠かせない専用の刃物で、
名前は“あきた”と呼びます。
ご存じでしたか? どこの土地でも“あきた”なんだそうですよ。
“あきた”のルーツは、江戸時代に北海道と大坂間を渡った「北前船」にあります。
気になる方は調べてみてくださいね。