お知らせ

原因不明の体調不良、精神的落ち込み

若いときに4本抜歯をして矯正治療を受けた。数年後に腰などに違和感を覚え、顎関節などにも異常が生じた。大きな病院で治療を受け一時的に少し楽になったがその後、首、背中、肩などに痛み生じ、ペインクリニックで一年ほどブロック注射を受けた。痛みは一時的に止まるが長く続けることが怖くなり中止した。昨年の春ごろから体調がさらに悪化、不安から鬱状態になり、精神科などにも通った。平成18年5月から当院に通院。
初診時の状態は。
@首、肩、背中、腰、目、右足に痛み。鼻水。
A腰、背中の痛みのため家事ができない。仕事も止める。
B荷物を持つと反対の半身に痛みが生じる。
C車の運手ができない。じっとしていられないので映画も見ることができない。
D体調不良の原因がわからず精神的に落ち込む。

以上の症状が歯の噛みあわせから生じているようである。

口腔内の診断。
@前の歯が異常に強く当たっている。
A奥歯の、噛む面の形態が深すぎてスムーズな歯の動きができない。

治療
今までの治療で医療にかなりの不信感を持っていたのでいきなり歯を削って被せたり、詰めたりせずに体験的治療を勧めた。悪いと思われる噛み合わせをいつでも外せるようなテンポラリー的なものを入れて様子を見ることにした。テンポラリーで噛みあわせが良くなるにつれて現在は来院当時の状況が信じられないくらい体調も良くなり、日常生活、仕事もできるようになった。
今後、テンポラリーを本格的な補綴(歯を入れること)治療に移行していく予定でです。

有害重金属

医師であり歯科医である陰山泰成先生は口腔内の重金属が老化を進行させる因子になりえるといっております。保険で使用するパラジュウムや銀はオーりングで調べるとどの人も体に合わないことがわかります。
貴金属の場合はオーリングが開かない(体に良い)ことが多いのですが、それでもその中に含まれる成分によってその人に合うの貴金属と合わない貴金属があります。
自分の体に合う金属を選択して詰めたり被せたりすることをお奨めします。またノンメタルといって一切金属を使用しない治療は理想的です。
口の中の金属は電流を生じ、それが体を狂わせたりします。また携帯電話などの電磁波の問題と口腔内の金属が重なると相乗効果で大きなホルモンバランスの崩れとその他の内分泌物質の分泌の乱れに繋がるとも言われています。

口が開かず、ひどい肩こり

37歳の女性。一週間前より右の顎関節が痛くて口が開かず、物もよく噛めない。また肩こりもひどくなったということを主訴に来院。口は一本の指がやっと入るぐらいで20ミリちょっとしかあかなかった。これでは食物を入れることはできない。オーリングで開口障害とかみ合わせの関係を調べたところ、右側の奥歯のかみ合わせに問題があることがわかった。かみ合わせを調整。5分ぐらいで2倍の42ミリまで口が開いた。 肩こりも楽になる。4日後来院、関節の痛みはまったくなく口も普通の大きさの45ミリまで開くことができ、肩こりも消失していた。数ミクロンのかみ合わせの狂いが頭痛、腰痛、その他の症状を引き起こすことがあります。原因のわからない症状で苦しんでいる人は一度歯のかみ合わせの検査を受けてみることをお奨めします。オーリング法は一切器具も使用せず、何の苦痛もなく検査できる方法です。

歯の治療でゴルフが良くなった。

12日のサンケイスポーツ新聞に、プロゴルファーの高山忠洋の記事が載っていた。左手首の痛みがあり、さまざまな病院を回ったが原因がわからず長い間不調が続いていたとのこと。それが歯科医院で歯に埋められていた体に悪い金属を除去して自分の体に合う材料に変え、噛み合わせを調整したところ手首の痛みもなくなりトーナメントでも優勝できるようになったという話であった。一般の人には歯の治療で手首の痛みがなくなるなどとは信じられないことだと思う。
しかし、実際に歯の治療、噛み合せの調整で原因不明の頭痛、肩こり、腰痛などさまざまに痛みが消えることは事実である。このような診査はオーリング法を利用して行う事ができる。新聞記事には、日本では医学部と歯学部が分離されている。これは歯が直接、全身に及ぼす影響は少ないという誤った認識に基づくものであると書かれている。総合病院に歯科課がないのが普通になっているのは歯に対する認識が誤っているからである。歯は単に噛めればいいという考えは捨て、歯と全身とは密接に関連していることを知ってほしい。原因不明の痛み、体の不調があるときは一度歯のことを疑ってみることも必要である。

肩、首のこり、痛みに悩む

五年前から肩、首のこり、痛みに悩み整形外科に通院。首の牽引、鎮痛剤を日に4回飲み続けたがまったく改善されなかった。原因不明のまま五年間も同じ治療してきたことに驚く。
痛みのために夜中に目を覚まし、起床時もすごい不快感、日中も仕事に集中できない状態が続いたとのこと。
紹介されて来院。オーリング法で審査したところ、肩、首の痛みは噛み合わせの悪さからきていることが判明した。応急処置的に噛み合せの悪さを治す為にスプリントを作製し、23日にセット。
今日24日来院。
昨夜は何年ぶりに朝までぐっすり眠り、起床時も快適、日中も何も問題なく仕事に集中できたと喜んでいました。
噛み合せの異常は自分では気づきません。原因不明の体調の悪さがあるときは一度歯科医院で噛み合せのチェックを受けることをお勧めします。歯を抜いたままになっている人の噛み合わせは必ず異常になっています。