最近の日記

刈和野の大綱引き

昨年妻の父が亡くなったので今年は綱には触ることができません。我々が子どもの頃(昭和30年代)は綱引きの前哨戦なる子ども達の綱引きがあって、当時のガキ大将達は大人顔負けの子綱で編んだ綱を作り町内の上と下に分かれて引き合いをしたものです。また、毎年、「去年はウチが勝った」などとどちらかが相手を一方的にやりこめるような言葉のケンカがあったものです。下である我々は当時は毎年綱が切れて負けが続くという苦しい状況で学校で上の連中に押されていたような記憶があります。綱引きになると町は賑わいを見せたものですが、昨今はムードがいまいち盛り上がらないようです。男と女の厄年に因み、男綱は42ひろ女綱は33ひろと長さも決まっていて直径1メートル近い綱はいつ見ても存在感があります。国の文化財に指定されたことより地域の皆が一堂に会する行事はたくさんはないので大事に守っていきたいものだと感じてます。一度是非体験に来てください。今年は2月10日の夜だそうです。

技術研究所

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創業して県庁第二庁舎に入居し出るときに建築したのが技術研究所。中小公庫の若手が資金を用意してくれてやっとの思いで建ててから早や7年目となります。土木工事の監督が建てた家ということで建築を一生懸命勉強してきた人には理解したくない構造になっております。プロと言いながら解決できなかった湿度、におい、音の問題を緩和できる素材を彼らが思わないような使い方をしてもう10数年の月日が経ちました。下の田んぼからみた大草原の小さな家風の建物ですが冬の風景にもなじんで愛着が湧いてきてます。

ラピトモ住環境部会の面々

タイトルにある呼吸する住環境を創造するために部会を始めて早一年の月日が経ちました。会員のメンバーである斎藤氏は自分の住宅をラピリ仕様で建ててくださいました。また、設計事務所の花田氏、工務店社長の佐藤氏と小生の三者で作ったラピリハウスは今月のタウン情報に掲載されました。徐々に会員も増え規約を決めて役員人事を決めて会も方向が定まっていいムードになってきております。ここ一ヶ月の間営業をした感触で今年はラピリを使いたいと思う人が相当に増えると感じてます。省エネエコという部分では圧倒的に他を凌駕できるものと確信しております。第二創業という言葉がありますがまさにこの言葉どおりに弊社も生まれ変わることを目指しております。今日県庁に行って同級生と話してきましたが友達の存在は大きいものとつくづく感じてます。昨日のテレビで経済学者が10年前のアメリカ的競争社会を理想とする経済と述べていたことを恥じるというコメントを話しておりましたが、そのあとで共存社会の最たる日本文化に今気がついたような寝言を言ってました。発言は取り消せないものということを肝に銘じて慎重な所作をとらなければならないと思いました。と同時にたくさんの仲間がいる小生は本当に恵まれている人間だなーと考えてます。あの荒涼としたむつ市周辺の原子力発電関連施設付近の仕事に行っても、そこにちょっとした付き合いながら私を待っていてくれる方がいると思ったら寂寞とした風景がそういうふうに感じなくなります。風景がどんなに殺伐としていてもそこに友がいると思うと全く違う景色に見えることが今までの日本人の仲間意識だったのではないでしょうか?協調という言葉を意識しながら、今年一年間でどんな新しい友が出現するのか楽しみです。

ワインについて

酒の小売を始めてはや7年目に突入。厳しい世相ながら
うちのワイン事業部はお客さんからの支持を得て頑張ってます。ワインセラーの結露取りが成功し、ワインセラーをつくることを仕事にし、次はワイン販売をするとは夢にも思いませんでした。新年のワイン会で創設当時の6年間セラーで寝ていたワインを開けました。瓶内熟成なのでしょうか?とてもやわらかい深みのある味わいでした。もちろん、ラベルはボロボロです。100年の時空を超えたというキャッチコピーで当時販売していた100歳の葡萄の樹からワインをつくっているシャトーのジャッキープレスがつくったバランセ種のワインです。秋田の女性は味については天下一品の能力なのですぐにこれを感じ取っておりました。古酒の域に達し始めたのかも?まだ3,4本あるので次に開けるときが楽しみです。ビンテージの意味が少しわかりかけてきています。福山の野田商店では1800年代のワインがありましたのであのワインはいつのむのだろうか?と要らないことを想像してしまいます。ワインセラーの能力はうちのもなかなかのものと確信しました。

神社参拝

正月の三が日を過ぎて神社に参拝しました。なんと昨年の私は八方塞の年だったようです。看板を見て唖然としました。ここ数年、体も経営も今ひとつ調子がでなかったのもうなずけます。なんとか持ちこたえてきたのは友という存在が大きかったと思ってます。今年はその厄を越えたようなのでいくらかいい年になるかなー?。「呼吸する住環境づくり」を目標に頑張ります。