支部長挨拶
秋田県支部の概要・歩み
健康太極拳の特長
楊名時太極拳の目ざすもの
健康でなければ人生を豊かに生きることはできません。健康即幸福と言うことができます。 楊名時八段錦・太極拳は、1960年(昭和35年)に楊名時氏(師家・最高顧問)により創始され、日本で指導・普及されてまいりました。中国古来の武術にその源を発する太極拳のうち、簡化二十四式に独自の工夫を加えるとともに、八段錦(八つの医療体術)とあわせて二本柱として稽古を重ねております。 心が大らかで、こだわりがなく、自分の健康・幸せだけでなく、他人の健康・幸せも願うような、広々とした、穏やかな心で、心を込めて、深い呼吸とともに、柔らかく、ゆったりと動いています。また、楊名時八段錦・太極拳は、「健康・友好・平和」を基本的なスローガンとして掲げています。高齢者でも体調を崩している人でも、無理なく続けられ、稽古を継続していくならば、心身がリラックスして、自然に健康になり、若さを保つことになるのです。 1999年より、NPO法の成立に伴い、東京都知事(本部事務所所轄)の認証を得て、任意団体から、NPO法人「日本健康太極拳協会」に生まれ変わり、40年の伝統を引き継いで活動し続けております。 おりしも世界一の長寿国と言われ、ますます高齢化社会に進んで行く我が国において、他者と技を競い合うものでなく、「心・息・動」で表現されるように、心を込めて深い呼吸とともに身体を動かす健康法である、この楊名時八段錦・太極拳が全国各地の地域社会の皆様に愛好されるならば、心身の健康の維持・増進と社会の発展に寄与できるものと信じております。 |