

・工程
1.タイルガード設置点の決定 |
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2.穴をあける |
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3.目地材の削除 |
4.エポキシ樹脂の注入 |
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5.タイルガードの装填 |
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6.目地モルタルの修正 |
建物壁面から落下する危険なタイル
見た目に美しいタイル貼りの建物も 経年劣化によりタイル剥落の危険性が増大
見た目に美しいタイル貼りの建物も 経年劣化によりタイル剥落の危険性が増大
タイルは、温度変化により伸び縮みを繰返します。その影響もあって、目地モルタルは、年々劣化して接着力が低下、やがてタイルが剥落し、事故へとつながる危険性が生じます。
建物全体のタイルの点検補修には、多くの時間と費用がかかり、また、従来の剥落防止工法では、後々の安全性が十分とは言えず信憑性に乏しい状況です。
建物全体のタイルの点検補修には、多くの時間と費用がかかり、また、従来の剥落防止工法では、後々の安全性が十分とは言えず信憑性に乏しい状況です。
・施工図
▼図−1 タイルガード設置点とガードエリア
![]() ▼図−2 タイルガード取付部の平面図 ![]() ▼図−3 タイルガード装填部の水平断面図 ![]() ![]() |
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・吸放出機能
1.タイルガード設置点の決定イモ目地ではタイルを4枚、ウマ目地ではタイル3枚の目地交点をピンニング点とする。 (図−1参照) 2.穴あけと目地材の一部削除 イ) ピンニング点の目地にΦ約5〜6mm、深さはタイルガードの脚部が躯体に25mm以上入るように穴を開ける。 ロ)ピンニング孔箇所のタイル木口部分が露出するように、Uカット用サンダーで目地材を削り取る。 3.タイルガードの装填 エアーブロワーで切粉を除去する。ピンニング用エポキシ樹脂を穴に注入しタイルガー ドの脚部を挿入し、タイルガード頭部の湾曲部でタイルとタイル間をエポキシ樹脂で充 填しタイル間の連結を木口部分で図る。 (図−3参照)使用材料:シーカデュア311 4.タイルガード装填後の目地修正 タイルガード装填後の目地修正は既存目地材の色に合った市販の目地モルタル材にジャ ストロン(SSR系セメント混和剤)3倍液で混練してタイルガード装填跡を修正する。 |
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・写真
▼マーキング・平坦部![]() ▼一文字切作業 ![]() ▼タイルガードの固定状況 ![]() ▼空間へのエポキシ樹脂充填 ![]() ▼目地修正作業 ![]() ▼目地仕上がり状況 ![]() |

・タイルガードネット工法施工手順

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1)ピンニング点のマーキング |
2)ピンニング孔の穴あけ | ※3)溝の切込み(タイル小口露出)及び穴の清掃 | 4)ジャピナエポ注入 |
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5)タイルガード挿入 | 6)タイルガード頭部充填、水洗い | 7)タケモルフィラー塗布 | 8)タケモルTM−100塗付け、JUネット伏せ込み |
※いも目地は十文字溝、うま目地は一文字溝の切込み
・取り扱いメーカー