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川のにおい

今週は山形県の仕事で何日か最上川の岸に立ちました。小生は雄物川のそばで育ったので川岸に近づくと川のにおいを感じます。川面を優雅に行き交う舟下りの一行を眺めながら仕事できる幸福感を味わう事ができる現場です。天候は今一だけど心は豊かな感情でいっぱいです。日本人は物質的な豊かさを得た事によって精神的な豊かさを失いつつあり真の価値観とはなんぞやということをよく考えたほうがいいと想う今日この頃です。秋はすべてのものが枯れかけている風景という感じですが、枯れたものの下に眠っている新しい命を見出せるこころ、それが現代人にもっとも欠けている部分と思います。「川のにおい」私だけの幻想でしょうか?田舎に住むことの豊かさを知って欲しいと思います。