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鳥海山

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登山は若い頃の趣味の中で1,2番というポジションでしたが、今は山は遠くから眺めるものになってしまいました。非常に残念なことです。エベレストに消えた孤高のクライマー加藤保男氏、当時の女流登山家NO1の今井通子氏などと交流のあった信州の山小屋に居候しているとき出会った登山家は中々の雰囲気を持った方々でした。小生はそんな先鋭的な登山をしていたわけではなく、深田久弥氏の日本百名山を目指すようなのんびりと山の四季折々の風情を楽しむ程度の素人登山家だったと思います。時々冬山、春山の気候の厳しい頃も登ったこともありますが汗をかいたとき沢から吹き上がってくる涼風を受けたときのすがすがしさは登山の快感の最たるものと考えてます。一枚目は大内側からの鳥海山,二枚目は象潟側からのもの。同じ山なのに全く違う表情です。妻は象潟の生まれなので2枚目の風景がいいといいますが、小生は遊佐側の山も好きだしどこから見ても海抜0メートルからの山は優雅な姿だと思います。またいつか登ってみたいと思う白装束の鳥海山でした。