秋田杉を使った住宅・家具・建具の普及を目指しております。
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魅力ある秋田スギ活用住宅の会
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なぜ今「秋田スギの住まい造り」か


 私達のグループは、秋田に根ずいた「秋田スギの住まい造り」を理念としています。 「住まい造り」は、建築主(住まい手)、職人(造り手)、木材や資材(生産者)の三者で構成されます。
 秋田県に「住まいを造る」時は、秋田の職人を使い、秋田で育林・生産された木材や資材を使う事が、最も大事な事と思っています。
 環境問題から始まり、まちなみの保全や再生、そして高齢化社会や伝統文化の伝承、地域産業の衰退など、様々な要因が組込まれている現代社会ですが、将来に向けて最も重要と位置づけているのが、この三者による「秋田スギの住まい造り」です。
 私達の活動が、この現代社会への活力の源と成り、永続的な循環型社会の形成に役立って、こころ豊かに孫子の代まで、一緒に幸せで住まうことを想い、運動しています。


秋田スギってどんな木? 味わいのある木目
木目の解説
 
新築時
築5年後
秋田スギは、木目が美しいのが 特徴で、板目や柾目、節あり材など味わいのある板材を生産できます。また、年月を経ても成長が衰えないので、年輪のそろった太い柱材や幅の広い板材なども生産できます。   新築当初、秋田スギは、赤味(あかみ)と白味(しろみ)がはっきり色分けされますが、年月の経過とともに識別できないくらいまで調和し、味わい深い落ち着いた色に変化します。

スギって、いつから使われてきたの? 木の文化とスギの歴史
船のイメージ

秋田杉
大館樹海ドームのイメージ
日本は、古来より木の国であり、私たちの身のまわりでは木材が愛用され、木の文化を育んできました。特に、スギの木は、弥生時代の登呂遺跡から多数出土するなど、古くから使われていたようです。また、戦国時代は城づくりや船づくりに大量に使われました。
県内でも、秋田スギは古くから使われ、平安時代の払田の柵〈仙北町〉や胡桃館(くるみだて)遺跡〈鷹巣町〉にも秋田スギが多く使われています。
また、豊臣秀吉に居城改築のための用材として、大量に献上されたという記録が残っています。
現在では、住宅の建築材はもちろんのこと、家具・建具材や橋などの土木用材そして酒樽や木工材などに幅広く使われ、私たちの日常生活を豊かなものにしています。

環境にもやさしいんだね 輸送距離とエネルギー
二酸化炭素は地球温暖化の原因と言われていますが、森林は、大気中の二酸化炭素を吸収し、貯えながら成長します。
日本で使っている木材の約8割は、外国から輸入されています。
遠い海の向こうから、船などで運ばれて来るため、たくさんのエネルギーを消費すると同時に、二酸化炭素も排出しています。
身近にある木材を使えば、運ぶ距離が短くなり、消費エネルギーも少なくなるため、地球環境にやさしいだけでなく、地域産業の活性化にもつながります。
輸送イメージ

木を使って山を守ろう! 秋田スギと山づくり
県内のスギ林の面積と蓄積は全国一で、蓄積量は約7800万・に達し、毎年の成長量は約300万・にのぼります。
しかし、消費量49万m3は成長量の1/6にすぎず、しかも年々減少しています。
健全な山づくりのためにも、もっと森林を活用し、山の手入れをしていく必要があります。
蓄積量と消費量
■間伐などの手入れの行き届いた森林
健康なスギ林 ゆったりとした森の中に流れる新鮮な空気と、サンサンと照らす太陽の光を浴び、森がのびのびと成長。

■手入れされず、荒廃した森林
健康なスギ林 日中でも薄暗く、枝は枯れ、下草も生えず、ひ弱な森になっていく。
このままだと、災害が起こる危険が…。

木造住宅は丈夫で長持ち 木造住宅の耐久性
木造住宅の耐久性については、宮城県沖地震を契機に昭和56年に新しい基準が定められました。この基準による建物は阪神・淡路大震災においても被害が少なかったとされています。
また、平成12年の法律改正で、耐力壁の配置が偏らないようにバランス計算が必要となるなど、さらに強化されています。
こうした法律改正により、現在の新築住宅では、木造住宅でも十分な耐久性が確保されているのです。 
(耐力壁:縦・横の力に耐えられるよう斜めに部材を入れたり、厚い合板を打ち付けたりした壁。)
阪神・淡路大震災で被害のなかった木造住宅
阪神・淡路大震災で被害のなかった木造住宅
倒壊しない・損傷しない
イメージ
地球にいい木造住宅 製造時エネルギー
日本には、いろんな構法の住宅があります。
家を構成している建材をつくるときにも、二酸化炭素が放出されています。
地球の二酸化炭素量は毎年増え続けており、このまま増大していくと地球の温暖化が進み、人類の未来に深刻な影響をもたらすと言われています。
木造住宅は、ほかの構法と比べ、二酸化炭素放出量が大幅に削減できるため、環境にやさしい構法といえます。
住宅構法別の放出炭素量
これからは、環境に配慮したやさしい住宅づくりが、求められています。


住宅は、家族構成やライフスタイルに合わせ、形や間取りも千差万別です。
木造住宅の代表格である在来軸組工法は、他の工法に比べ、いろいろな間取りや設計に柔軟に対応できます。洋風や和風の外観、広いリビングや高い吹き抜けなど自由自在です。
また、在来軸組工法は、小さな部材を現地で大きく組み立てるので、袋地や狭い敷地などでも自由に建築することができます。
和風の家イメージ  洋風の家イメージ
イメージ


乾燥材で大丈夫 木材の乾燥と変形
木材は乾燥するにつれて収縮する性質がありますが、方向により収縮の割合が違うため様々な変形が生じます。
住宅に十分乾燥していない木材を使用すると、住宅を建てた後にも変形が起き、壁クロスの破れ、床鳴り、ドアの隙間などトラブルの原因になることがあります。
木材の乾燥と変形イメージ
トラブルを避けるためにも乾燥材を使うことが大事です。
トラブルの原因は、木材だけでなく、
施工や地盤の場合もあります。
割れても大丈夫?
エアコンやFF暖房などの使用で乾燥しがちな住宅では、
乾燥材を使っても、表面が割れることがあります。
割れた木材は強度が落ちると思われがちですが、
強度には影響ないことが確認されています。



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TEL:018-823-2178

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