まずは、今回設計された住宅についてのコンセプトを教えてください。

住宅のコンセプトは、室内と室外を一体化した『小さく住んで大きく暮らせる自然素材の家』です。 秋田の四季を住みながら体感できるコンサバトリーから外を見ると20畳の広々とした秋田杉のウッドデッキ、中を見ると、秋田杉のやわらかい木目と最新式のキッチンやデザインされたパネル暖房が融合し今までには無い住空間を演出しております。

 
この住宅の特徴を教えてください。

住宅の一番のポイントは、コンサバトリーです。室内における緑化効果は、住む方のゆとりと健康を考えた安息のスペースになります。外部に続くウッドデッキや植栽された樹木々は四季折々の変化を演出し住む方のリラクゼーション効果を増します。 まさに、住むだけで健康になる家だと思います。

 

秋田スギの良さを引き出した点、苦労された点などありますか?

秋田杉の板目の美しさを引き出した『さざなみ板』の活用方法と、一枚として同じ物が無い本物の無垢材ですから 色目を生かす為に1Fは白太(白い杉肌)の、2Fは赤太(赤い杉肌)の杉材を実際に目で確かめながら現場で選別した点です。 また、秋田杉の和風イメージを無垢材としてこだわりを持った洋風の空間に表現した点もあります。

 
秋田スギのメンテナンスなどに注意する点はありますか?

外壁の秋田杉は、自然塗料で仕上げてあります。仕上げの塗料は、3年〜5年が耐用年数ですが立地条件により年数に差が出ます。 耐用年数でメンテナンスをするのではなく、住む方が目で見て触ってみてメンテナンスを判断してください。 わからない時は、私どものサポートがおじゃまいたします。

 
これから住宅を建てる方へのヒントや重要なポイントなどがありましたら、教えて頂けますか?

秋田杉は、秋田の風土の中ではぐくまれた秋田の家に使う最適の建築材料です。 地方に行くと水が合わなかったりするように、材料も地元で育った気候の中で使われるのが一番いい結果が出ています。 これから家を建てられる方には是非、秋田杉を活用した建築をお勧めいたします。

 
秋田スギの魅力について教えてください。

秋田の人にとって、秋田杉はとても身近でとても切っては切れないものです。 地産・地消! 秋田を代表する『秋田杉』をより多く住宅に活用し健康で快適な住空間を一人でも多くの県民の方に提供して行きたいと思います。

 
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魅力ある秋田スギ活用住宅の会