今回のモデル住宅は、交通量の比較的少ない静かで日当たりの良い土地ですが、生活においては車での移動が多いので2台分の駐車スペースを計画しました。

又、降り積もる雪に対しては、玄関前にはなるべく屋根の雪を落とさないよう屋根形状を工夫し、夏の暑さ、冬の寒さへの対応として、冷暖房設備の効率をよくするため凹凸の少ない形状としました。

空間の利用効率を考え、2階建とするより平屋建としたほうが階段のスペースがなく動線計画もしやすくなります。

又、リビングには日当たりが良い開放的なスペースと寝室にはプライバシーを考え、キッチン周辺に洗濯場、浴室等のバックヤードを設け、家事動線をコンパクトにした。

メンテナンスについては、外装材に秋田スギ材を使用しているので、どうしても年数が経つにつれて色あせてしまう、3〜5年位で塗り替えという状態になります。これについては今後、メーカー、施工者共に考えなければならない課題だと思います。

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秋田杉 住宅フォトギャラリー -魅力ある秋田スギ活用住宅の会-