秋田市は次世代省エネルギー基準でⅢ地域ですが、モデル住宅の断熱性能グレードはもう一つ高いⅡ地域の性能を持っています。
秋田スギの断熱材、ボード機密工法、冬は断熱戸になり夏は日射遮蔽の内雨戸、強烈な西日遮蔽の外付けガラリ戸、ＦＦ天窓の縦方向の通風、石油ストーブ１台による床下全館暖房などの工夫により、冬は暖かく夏は涼しく住めます。
土地柄に関連した部分では、広くない住宅地の場合、隣地や玄関など人の出入り口への落雪に注意しなければなりません。
母屋は無勾配の無落雪鉄板屋根にして屋根の上に乗せ、落雪を防ぎ、吹き抜けた居間の勾配屋根からの落雪は庭に耐雪する工夫をしています。
また、バリアフリーについてですが、和室が高齢者用居室に対応します。１階は広間型で廊下がなく、また段差もなく、玄関ホール、便所、洗面室、浴室などは広い引き戸で、余裕で車椅子が移動できるように考えられております。
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